
近年、鍼灸治療による不妊治療は科学的な検証が行われております。鍼灸単独によるものおよび、鍼灸治療と現代医学を併用することにより妊娠の成功率を上げるという報告が得られております。当院では不妊症治療に力を入れております。
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出典:BMJ, doi: 10.1136/bmj.39471.430451.BE, (Published 7 February 2008)
原文
[要 約]
体外受精時の胚移植の前後に鍼治療を受けることで、その後の妊娠率や出産に至る確率が高まることが、アメリカのメリーランド大学医学部統合医療センターの研究員らの調査で明らかになりました。鍼治療とが体外受精の成績に及ぼす影響について、これまで発表されている7つの論文をレビューしました。欧米4ヶ国で実施された1366名の女性を対象に、体外受精時の胚移植の前後に、伝統的な鍼治療を受けた女性のグループ、にせの鍼治療を受けた女性のグループ、そして、何も施されなかった女性のグループのその後の成績を比較したところ、伝統的な鍼治療を受けたグループは他のグループに比べて、妊娠した割合が65%、そして、出産に至った割合が2倍であることが分かりました。このことから体外受精時の胚移植の前後の鍼治療は、その後の妊娠率や出産率を向上させることが分かったとしています。
[解 説]
鍼治療がどのようなメカニズムで不妊治療の成功率を高めるのかはよく分からないとしていますが、ストレス緩和の効果も大きいのではないかとしています。このことから、胚移植の前後の心の状態は、胚が着床し、妊娠が継続することに、何らかの影響を及ぼしていると考えられます。体外受精を受けていらっしゃる方にとって、胚移植の前後にリラックスできる工夫をすることはとても大切なようです。
米国生殖医療学会誌(2002年4月号)に掲載された報告によると、IVFをうける女性160人を2つのグループに分け、一方に体外受精の際、受精卵を子宮に戻す前後に鍼治療を実施。もう一方のグループには、鍼治療をせず通常の体外受精を行いました。その結果、鍼治療グループの妊娠率が42.5%に上がり、通常治療の26.3%を大幅に上回りました。体外受精のの妊娠率は、高くても三割程度とされたので、これには世界中から鍼灸治療に関する問い合わせが殺到したそうです。
はりきゅう治療で妊娠率が向上する理由はまだわかっていません。子宮や卵巣をはじめ身体全体の気血の巡りを改善する結果として、ホルモンバランスの改善や血流の改善につながり妊娠する力の向上につながると考えられます。欧米では妊娠率向上の代替療法として注目されています「イギリス BBC」。
■出典:Am J Physiol Regul Integr Comp Physiol 297: R387-R395, 2009.
原文 [ch0]
[要 約]
鍼灸治療によって、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)による月経不順が緩和したり、テストステロンレベルが低下する可能性のあることが、スウェーデンで実施された試験で明らかになりました。84名のPCOSの女性をランダムに3グループ、低周波の電気鍼による鍼灸治療を4か月受けるグルー(33名)、心拍数のモニターを与えられ、週に3回の運動に取り組むグループ(34名)、そして、運度と食事改善の重要性を指導されただけで何もしなかったグループ(17名)に分けたところ、鍼灸治療を受けたグループと運動に取り組んだグループの女性は、筋交感神経活動が低下し、鍼灸治療を受けたグループの女性は、他のグループの女性に比べて、さらに、月経不順が改善されたり、テストステロンが低下が確認された女性の割合が高かったとのこと。PCOSの女性の中には、自律神経のバランスが崩れていることがあり、今回の試験では鍼灸治療で交感神経の優位が緩和されることで、症状の改善につながる可能性が示されたとのこと。
[解 説]
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)とは、卵巣にたくさん卵胞ができるのにもかかわらず、卵巣の表面が厚く、排卵できない状態の卵巣をいい、排卵障害により不妊の原因になることがあります。肥満の女性に起こりやすいと言われていますが、肥満でない女性でも起こることがあり、原因はよくわかっていません。今回の試験は、過去に自律神経の障害がホルモンバランスに影響し、多嚢胞性卵巣症候群との関連性を示唆した報告があったことから、実施されたようです。鍼灸治療は低周波電気鍼を使ったようで、それにより、自律神経のバランスが改善され、PCOSによる月経不順も緩和されたとのことです。
■2005/7/29 UP
■出典:Fertility and Sterility Vol.84 P.141-149
原文
■キーワード:鍼灸、男性不妊
[要 約]
鍼灸治療が、状況によっては男性不妊に効果を発揮する可能性があるようです。生殖医療専門誌「Fertility and Sterility」の7月号に掲載されたドイツの調査結果によりますと、鍼灸治療を施すことで、特に、精子の形態に問題のある男性不妊に効果的であったとのことです。奇形や動かない精子、精子の数が少ない等の原因不明の男性不妊と診断された、28名の男性を対象に鍼灸治療が施されました。その結果、健全な精子の増加が確認されたようです。ただし、未成熟精子等の問題に関しては、効果は確認できなかったとのことです。調査の結果、鍼灸治療は男性不妊に効果的である可能性が確認されたものの、さらに効果を確認し、そのメカニズムを調べるべくさらなる研究が必要であるとしています。
[解 説]
男性不妊への鍼灸治療の効果を調査した報告は初めてではないでしょうか。ストレスや体調等が原因で、たまたま、精子の状態が悪化したようなケースでは、試してみる価値があるかもしれません。
■出典:Human Reproduction 2009 24(5):1176-1183
原文
[要 約]
ほとんどのPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)と診断された女性は、結局は、妊娠、出産に至り、そして、その多くは、自然妊娠によることが、スウェーデンの大学の研究チームによる長期間に渡る追跡調査の結果、明らかになりました。調査は、PCOSと診断された女性91名と対照群として健康な女性87を対象に、1987年から1995にかけて、実施されました。追跡調査スタート時の対象者は35歳以上でした。その結果、PCOSと診断された女性の86.7%、対照群の女性の91.6%が一人以上の子を出産し、PCOSと診断された女性で子を出産したケースの73.6%は、自然妊娠によるものでした。また、PCOSと診断された女性の平均の卵巣容積や前胞状卵胞(成熟前の卵胞)数は、対照群の健康な女性よりも多く、さらに、PCOS女性では、卵巣の機能の高さの目安となるホルモンである、抗ミューラー管ホルモン(AMH)の血中濃度が高く、反対に、卵巣刺激ホルモン(FSH)の血中濃度が低いことから、高い卵巣予備能を有することも分かりました。
[解 説]
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)は、無月経や排卵障害を招くことが多いことから、不妊の原因になりえる病気で、最近、PCOSと診断される女性が増えているとのことです。今回の報告では、たとえ、PCOSと診断されても、結局は、ほとんどのケースでは、自然妊娠により、妊娠、出産に至っているとのこと。PCOSは、排卵しなかったり、排卵しづらかったりしますが、卵巣の力、そのものは、健康な女性に比べて、決して、劣ることはなく、反対に高かったとしています。このことから、PCOSと診断されても、決して、落胆せずに、無排卵や排卵障害への適切な治療を受ければ、お子さんを授かる可能性はとても高いということが言えると思います。
当院の不妊治療
・東洋医学独自の診断を行い、不妊治療を行っております。
・身体全体のバランスを整え、体質の改善を行うとともに、不妊に効果のあるツボおよび経絡を適宜調整していきます。
・全身の体調を整え妊娠しやすい身体作りをしていきます。
・自然妊娠したい。
・人工的な不妊治療を成功させたい。
・生理痛がつらい。
・流産癖がある
・妊娠したいので薬を減らしたい。薬を飲みたくない。
・妊娠しやすい身体を作りたい。
・疲れやすい。
・冷えを治したい。
・ホルモンバランスを整えたい。
・なんとなく体調が悪い。
・生理周期を整えたい。
・体の血行を良くしたい。
・基礎体温を整えたい。
・甲状腺機能を改善したい。
・食欲を高めたい。
・精子運動量を高めたい。
・精子の数を増やしたい。
・安産のために治療したい。
・逆子を治したい。
・食欲をあげたい。
・つわりを軽くしたい。
・風邪を治したい。
・咳をとめたい。
・便通を改善したい。
・うつ症状をなおしたい。
・むくみを取りたい
・腰痛を治したい。
・肩こりを治したい。
・治療の経過、成果、スケジュールに関しては個人の体質や状態により異なります。目安としては7日に1回です。
・できるだけ個人の事情により調整いたしますのでご相談ください。
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